真夜中のつれづれ

突然の介護、失職、就活……それでも笑って過ごしたい!

新たな一歩

 一昨日、6ヶ月通った実務者研修の卒業式だった。
 はじめは少し不安だった片道33キロの通学も、日々変わる風景を楽しみながらの運転に変わった。
 毎月変わる席替えやグループワークで、どんどんみんなと仲良くなった。
 皆ばらばらの施設での実習には不安を覚え、一週間後に再会したときにはホッとしたし、お互いに“頑張ったね”とねぎらいあった。
 入学当初、がちがちに凍ってた心を、6ヶ月かけて皆が溶かしてくれたような気がする。
 20代前半から50代後半まで。年代も性別も生まれも育ちも働いてきた環境も全く違うクラスメイトと同じ目標を持って学ぶ楽しさ。
 この半年間で3つの資格を取得したが、それ以上に得がたい友もできた。
 卒業式の日は、沢山ハグして沢山写真も撮って沢山笑って、そして泣いた。


 帰りに乗り込んだ車の中から姉にLINEを。
「半年前、迷っていた背中を押してもらわなかったら、今日のこの楽しい卒業式は無かったです。ありがとう」と。


 今までも沢山助けられてきたけれど、この6ヶ月は姉の支えがなければ通いきれなかった。
 母の突然の発熱、インフルエンザ、頭痛……どんな時も母のそばに姉が居てくれてると思うと安心して勉強ができた。


 半年前は、この半年後の資格取得が目標だった。
 今の目標は一昨日受け取った修了証を胸に、これから実務経験を積んで介護福祉士になること。その先はケアマネ。いや、その人に合った福祉用具を提案するのもいいかな?とも思う。
 先ずは一歩を踏み出す!

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